判例検索β > 平成18年(あ)第1010号

北陵クリニック筋弛緩剤事件

殺人,殺人未遂被告事件
事件番号平成18(あ)1010
事件名殺人,殺人未遂被告事件
裁判年月日平成20年2月25日
法廷名最高裁判所第三小法廷
裁判種別決定
結果棄却
判例集等巻・号・頁集刑 第293号219頁
原審裁判所名仙台高等裁判所
判示事項被告人の犯人性を肯定した原判断につき刑訴法411条を適用すべきものとは認められないとされた事例(いわゆる北陵クリニック筋弛緩剤事件)
参照法条刑訴法411条
裁判日:西暦2008-02-25
情報公開日2017-10-17 13:55:13
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主文
本件上告を棄却する
当審における未決勾留日数中400日を本刑に算入する。
理由
弁護人花島伸行ほかの上告趣意は,違憲をいう点を含め,実質は単なる法令違反,事実誤認の主張であり,被告人本人の上告趣意は,事実誤認の主張であって,いずれも刑訴法405条の上告理由に当たらない。
なお,所論はAらの行った鑑定には多々疑問があると主張するが,所論にかんがみ記録を精査しても,被告人が筋弛緩剤マスキュラックスを点滴ルートで投与することにより本件各犯行を行ったとした原判断につき,判決に影響を及ぼすべき法令違反又は重大な事実誤認を発見することはできず,同法411条を適用すべきものとは認められない。
よって,同法414条,386条1項3号,刑法21条により,裁判官全員一致の意見で,主文のとおり決定する。
(裁判長裁判官
田原睦夫

藤田宙靖

裁判官

裁判官

堀籠幸男

近藤崇晴)

裁判官

那須弘平

裁判官

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