判例検索β > 昭和28年(あ)第3187号
医師法違反
事件番号昭和28(あ)3187
事件名医師法違反
裁判年月日昭和31年4月10日
法廷名最高裁判所第三小法廷
裁判種別判決
結果棄却
判例集等巻・号・頁刑集 第10巻4号507頁
原審裁判所名東京高等裁判所
原審裁判年月日昭和28年2月28日
判示事項不在者投票のための証明書は医師法第二〇条にいう診断書にあたるか
裁判要旨公職選挙法第四九条第三号、同法施行令第五二条第一項第三号に基いて作成される医師の証明書(不在投票者のための証明書)は、その内容が人の健康上の状態に関する判断を包含する限り、医師法第二〇条にいう「診断書」と解すべきである。
参照法条公職選挙法49条,公職選挙法施行令52条,医師法20条
裁判日:西暦1956-04-10
情報公開日2017-10-17 14:28:23
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主 文
本件上告を棄却する
理 由
弁護人内藤丈夫の上告趣意第一点について。
所論は単なる法令違反の主張であつて刑訴四〇五条適法の上告理由に当らない。のみならず公職選挙法四九条三号同法施行令五二条一項三号に基いて作成される医師の証明書(不在者投票のための証明書)は、その内容が人の健康上の状態に関する判断を包含する限り医師法二〇条にいわゆる『診断書』と解すべきものであることは昭和二八年(あ)第三二〇三号、同三〇年一二月二日当裁判所第二小法廷決定に徴し明らかである。
第二、三点について。
所論は事実誤認又は単なる法令違反の主張であり、また所論のような判例違反も認められないから採用の限りでない。
また記録を調べても刑訴四一一条を適用すべきものとは認められない。 よつて同四一四条、三九六条により裁判官全員一致の意見で主文のとおり判決する。
検察官 大津民蔵出席
昭和三一年四月一〇日
最高裁判所第三小法廷
裁判長裁判官 島 保 裁判官 河 村 又 介 裁判官 小 林 俊 三 裁判官 本 村 善 太 郎
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