判例検索β > 平成9年(あ)第1299号
鳥獣保護及狩猟ニ関スル法律違反被告事件
事件番号平成9(あ)1299
事件名鳥獣保護及狩猟ニ関スル法律違反被告事件
裁判年月日平成12年2月24日
法廷名最高裁判所第二小法廷
裁判種別決定
結果棄却
判例集等巻・号・頁刑集 第54巻2号106頁
原審裁判所名大阪高等裁判所
原審裁判年月日平成9年10月28日
判示事項鳥獣保護及狩猟ニ関スル法律一六条にいう「人家稠密ノ場所」に当たるとされた事例
裁判要旨人家と田畑が混在する地域内にあり、周囲半径約二〇〇メートル以内に人家が約一〇軒ある場所は、鳥獣保護及狩猟ニ関スル法律一六条が銃猟を禁止する「人家稠密ノ場所」に当たる。
参照法条鳥獣保護及狩猟ニ関スル法律16条,鳥獣保護及狩猟ニ関スル法律21条1項1号
裁判日:西暦2000-02-24
情報公開日2017-10-17 13:56:55
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主 文
本件上告を棄却する
理 由
弁護人竹川秀夫の上告趣意は、違憲をいう点を含め、実質は単なる法令違反、事実誤認の主張であって、刑訴法四〇五条の上告理由に当たらない。
なお、鳥獣保護及狩猟ニ関スル法律一六条が市街其ノ他人家稠密ノ場所等における銃猟を禁止しているのは、このような場所において銃器を使用して狩猟をすることが他人の生命、身体等に危険を及ぼすおそれがあるので、これを防止することなどを目的とするものである。したがって、同条にいう人家稠密ノ場所に該当するか否かは、右のような同条の趣旨に照らして判断すべきところ、原判決の認定及び記録によると、【要旨】被告人が狩猟のため散弾銃を発射した場所は人家と田畑が混在する地域内にあり、発射地点の周囲半径約二〇〇メートル以内に人家が約一〇軒あるなどの状況が認められるのであるから、右場所が人家稠密ノ場所に当たるとした原判断は相当である。
よって、刑訴法四一四条、三八六条一項三号により、裁判官全員一致の意見で、主文のとおり決定する。
(裁判長裁判官 亀山継夫 裁判官 河合伸一 裁判官 福田 博 裁判官 北川弘治 裁判官 梶谷 玄)
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