判例検索β > 昭和35年(あ)第2907号
狩猟法違反
事件番号昭和35(あ)2907
事件名狩猟法違反
裁判年月日昭和37年3月8日
法廷名最高裁判所第一小法廷
裁判種別判決
結果棄却
判例集等巻・号・頁刑集 第16巻3号267頁
原審裁判所名広島高等裁判所  岡山支部
原審裁判年月日昭和35年11月29日
判示事項カモシカの鞣皮は昭和三三年法律第五一号により改正前の狩猟法第二〇条にいわゆる鳥獣に含まれるか
裁判要旨カモシカの鞣皮は、その生皮と類似の形態を保持する以上、昭和三三年法律第五一号による改正前の狩猟法第二〇条にいわゆる鳥獣に含まれる。
参照法条狩猟法(昭和33年法律51号による改正前のもの)20条,狩猟法(昭和33年法律51号による改正後のもの)20条
裁判日:西暦1962-03-08
情報公開日2017-10-17 14:20:04
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主 文
本件上告を棄却する
理 由
弁護人白木伸の上告趣意第一点について。
所論は単なる法令違反の主張であつて、刑訴四〇五条の上告理由に当らない。なお、所論にいわゆる本件鞣皮がカモシカの解体後多少の加工を施したものであつても、カモシカの生皮と殆ど類似の形態を保持する以上、カモシカの毛皮と認むべきであつて、改正前の狩猟法二〇条にいわゆる捕獲した鳥獣に該当するものとした原判決の判断は正当である。この理由を以て右に反する所論第三点摘記の大阪高等裁判所の判例には同し難い。
同第二点について。
所論判例は本事案と内容を異にし、本事案に適切のものとは認め難いから所論は前提を欠き、刑訴四〇五条の上告理由に当らない。
同第三点について。
所論の採用し難いことは前段説示によつて明らかであろう。
よつて、刑訴四一四条、三九六条により裁判官全員一致の意見で主文のとおり判決する。
検察官 井本台吉出席
昭和三七年三月八日
最高裁判所第一小法廷
裁判長裁判官 下 飯 坂 潤 夫 裁判官 斎 藤 悠 輔 裁判官 入 江 俊 郎 裁判官 高 木 常 七
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